<乳児編>歯みがき粉なしでブラッシングする
生後8か月~1歳くらいになると、上下の前歯が4本そろい始めてくるでしょう。
このころになったら、歯ブラシの感触に徐々に慣れさせていきます。
まだうがいができない時期なので、歯みがき粉をつける必要はありません。
お母さんが仕上げ磨き 用の歯ブラシを鉛筆のように持ち、らせんを描くようにみがいていきます。
歯と歯の間や歯ぐきとの境目をていねいにみがきましょう。
上の前歯は、だ液が届かずに汚れが流れにくいところです。
だ液で汚れが落ちやすい下の前歯よりも、上の前歯をしっかりとブラッシングしましょう。
上唇から歯ぐきにつながっているスジ(上唇小帯)は、歯ブラシがあたって痛みを感じやすい場所です。
上唇小帯に人差し指をのせて、歯ブラシがあたらないように守ってあげましょう。
上唇小帯に歯ブラシがあたる痛さを経験して、歯みがきを嫌いになる子がとても多いとされています。
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